伝承時代 分科会
2024.08.16|菱山直子|
書くことができるまで#2 2つの素敵な模様をシェア
書くことができるまで#2に参加された
お二人のInstagramがとても素敵だったので、シェアさせていただければと思います。
個人的にnaaao_bibiさんの動画がとても大好き!
ぜひご覧ください😊
◾️naaao_bibi
https://www.instagram.com/reel/C-KCiVLx5ck/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
同じ動画です
https://photos.app.goo.gl/wPszUwTkz9Qq1TRGA
◾️Miho Ishii
https://www.instagram.com/p/C9_EoaRSrEk/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
ーーー以下、Miho IshiiさんのInstagramより
昨年度より二期目の「書くことができるまで」
今年は高知県三原村から硯職人の壱岐さん、奈良より錦江園長野さんをお呼びし、書道家の松村栄鶴さんと三者の会でした
石を削る
そして磨くということを
壱岐さんは
海底に小さく削られた砂が少しずつ堆積し押し固められ
3000から4000万年くらいかけて移動してきた地層の塊を
硯という一つの物言わぬカタチとして世に現していくことまで
壮大なスケールを語ってくれました
そして
その時間が止まったかのような何千万年
けれど少しずつ動いてきた地層を
はじめは砥石で
その後はサンドペーパーを番手をあげながら
滑らかな表面へと
さらに最後は
指の腹で磨くという
これまた気の遠くなるような磨き方
日々を淡々と営むということも
年月のスケールでいえば
その営みの何かを
磨きをかけていることなのですが
小さなものに意識を向けて
ただひたすらに磨くというシンプルな体験が
あらためて時間という距離を歩くこととして
体に刻まれたような気がします
そして墨の絵付けでは
金彩を溝に書き入れる体験を
その細筆の先が
墨の窪みに触れる一瞬
気がつけば
宇宙空間みたいな場で
星々に触れるような
無重力感が周囲に訪れていました
あぁ
こういう瞬間に鎬を削るのは
苦しみに似たものではなく
1人の空間で何かと戯れる冒険者みたいな気持ちなのかもしれないな
と
筆を進めながら感じていました
翌日は改めての硬筆レッスンを
石井家3名とも栄鶴さんにお世話になりました
書道も硬筆も
この年齢でできると
なんだか小躍りしたくなる心境で😊
祖餐で秋から
書道の時間を設けることに
書いて
その後に談笑
もちろんワイン飲みながら🤍
最後の最後に
子供たちに囲まれ
石磨きの特設会場が!
素敵な土日になりましたヨ