まちオケ
2022.12.28|菱山直子|
52間の縁側
冬至前のある日。
まちオケのみんなと「52間(けん)の縁側」へと視察に行ってきました。千葉県八街市にあたらしく誕生した宅老所(デイサービス)です。
『いしいさん家』という老人介護施設を3つ運営されている石井さんが
「その人らしく生きる」
「目的を限定せず、思い思いにくらせる場所」を作りたい!と熱い想いで、建築家の山﨑健太郎さんと作られた、あたらしいカタチのプレイス。
すばらしかったあ。
「縁側のような、人と人との関係性であるのがいいんです」と
熱く語る、石井代表。
100m近いなが〜い縁側(=52間とは約142m)で。
まだ出来立てのホヤホヤ。介護、地域の子供たちの遊び場、障がいや生きづらさを抱える人や看取りまで、いろんな人が来られる居場所をめざして。取り組んでいきたいプランをたくさんお持ちで。ここからの未来にワクワクしました。
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■ 視察した仲間の声(ごく一部)
「こんな宅老所、理想ですね。こんなところで働きたい!こんなところで自分も老後を過ごしたい!本気で憧れます。」
「お日さま、最高〜。お風呂、最高〜。太陽って、お風呂って改めて大切なんだなと感じます。」
「一人になれる場所、みんなの場所。いろんな居場所があって、いろんな使い方ができて。それぞれの人の気持ちに寄り添うことができる。すばらしい施設」
「社会的に居場所がむずかしい人たちが、ソッと自分の場所を持てている。」
「みんな働きたいんだよね。みんな役割がほしい。仕事が丁寧!なにかいい役割が持てるよき働きが作れるといいね」
・・・感想は尽きません。
私も、利用者さんのプチ整体をしてみたり。
利用者さんと一緒にランチを食べ、一緒に片付けをしてみたり。
いろんな人がごちゃ混ぜになりながら、それぞれのよき距離感と、それぞれの生きるがうまく交わる空間。みんなに居場所がある。よき時間を、よき学びをさせていただきました。
それもこれも、石井さんとスタッフと仲間の皆さんが作り出されているもの。素晴らしいなあと感じます。
さて、我々まちオケもそんな彼らとこれからどんなコラボレーション♬をともに奏でていけるのか。楽しく考えていきたいと思います。
まずはご報告まで✨
ありがとうございました。